FX用語集|海外FXの口座開設なら海外FXお役立ちガイド

FX用語集

や行(や・ゆ・よ)

約定(やくじょう)

約定とは、FX取引や株式取引などで売買が成立することを意味する言葉です。「やくじょう」と読みます。売買が成立した日のことを「約定日」、売買が成立した価格を「約定価格」と呼びます。

FX取引では、相対取引(あいたいとりひき)、STP方式(Straight Through Processing、ストレイト・スルー・プロセッシング)、ECN方式(Electronic Communications Network、エレクトリック・コミュニケーションズ・ネットワーク)といった異なる注文処理方法が存在しており、それぞれ投資家の注文を約定させる仕組みが異なります。

相対取引では、FX会社が個人投資家の取引相手となり、顧客の注文を成立させています。一方、STP方式とECN方式では、最終的に投資家の注文はインターバンク市場で約定されます。詳しくは、以下の解説をご覧ください。

相対取引|海外FXお役立ちガイド
STP方式|海外FXお役立ちガイド
ECN方式|海外FXお役立ちガイド

 

安値(やすね)

安値(やすね)とは、株式取引市場やFX市場での、一定期間の取引のうち最も安い価格のことを指します。

安値はFX取引で注文を出すときの基準としてよく利用されます。例えば、前日の安値を下回りそうな状況では、これをトレンドの底となって反転上昇すると判断できれば買い注文を出すチャンスとなります。逆に、前日安値を下回ればさらに下落が勢いづくと判断できるなら、売り注文のチャンスとなります。

一般的には、上の例のように、1日の取引中の安値(ニュージーランドのウェリントン市場開始から、ニューヨーク市場終了まで)が参照されることが多いのですが、時間単位、週単位、月単位、年単位など、異なる時間軸でも安値は利用される場合があります。

一方、一定期間の取引のうち最も高い価格を高値といいます。

高値|海外FXお役立ちガイド

有効求人倍率

有効求人倍率とは、厚生労働省が毎月公表する、雇用関係の指標です。求人倍率は、求職者に対する求人数の割合で計算されます。

有効求人倍率は、公共職業安定所(ハローワーク)における求人・求職・就職状況のデータを元に、月間有効求人数を月間有効求職者数で割ることで算出されます。一般に、有効求人倍率の値が1より大きいか小さいかで、労働市場の状態を判断します。有効求人倍率が1より大きい場合、労働需要が大きい「売り手市場」であると言われ、1より小さい場合、労働供給が大きい「買い手市場」であると言えます。

有効証拠金(ゆうこうしょうこきん)

有効証拠金とは、取引口座の口座残高に、現在保有中のポジションの評価損益を加減した金額のことを言います。

為替レートの変動で保有中のポジションに含み益(確定前の利益)が発生すると、有効証拠金は大きくなり、含み損(確定前の損失)が発生すると、有効証拠金は小さくなります。

有事のドル買い

有事のドル買いとは、戦争や紛争、大規模テロが勃発するなど有事の際に、世界の基軸通貨である米ドルが買われる現象のことを言います。実際に有事が発生した場合に、為替相場がどのように動くかは不透明ですが、世界で最も流通量の多い通貨である米ドルを買っておけば安心という経験則に基づいています。

基軸通貨|海外FXお役立ちガイド

有事のドル買いは冷戦構造が残っていた1980年代までは信ぴょう性の強い現象でしたが、2001年9月11日の米国同時多発テロ以降、有事でのドル相場の動きも不透明なものになっています。ある有事が米国にとって有利に働くか不利に働くかを市場参加者は考慮しているようで、2003年3月19日の米軍によるイラク空爆の時には「有事のドル売り」が見られました。

余剰証拠金(よじょうしょうこきん)

余剰証拠金とは、取引口座残高のうち、新たなトレードに使用できる資金(証拠金)を指します。

「有効証拠金ー必要証拠金」の数式で、余剰証拠金を算出することができます。有効証拠金と必要証拠金については、以下の用語集記事をご覧ください。

有効証拠金|海外FXお役立ちガイド
必要証拠金|海外FXお役立ちガイド

余剰証拠金は現在保有中のポジションの評価損益に応じて増減します。また、レバレッジが大きれば必要証拠金が小さくなることを踏まえると、高レバレッジであれば、余剰証拠金を使ってより大きな注文を出すことができると言えます。

寄り付き(よりつき)

寄り付きとは、証券取引所において、その日最初に成立した売買のことを言います。また、証券取引所の取引開始時間を意味することもあります。

一般に、寄り付きでの取引価格は、全ての注文が同時に出されたとみなして価格優先の原則に基づく「板寄せ」によって決められます。

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