
強い米インフレ指標でも、ドル円は上がりきれず。
今週のドル円は、米CPI・PPIが市場予想を上回り、 一時158円台後半まで上昇。しかし、米長期金利の 低下とともに反落し、ドル高は長続きしませんでした。
経済指標が強くても、ドル円が上がり続けるとは限らない。 そんな相場の難しさが表れた1週間でした。
今週のドル円の値動き
※為替レートは日本銀行公表の外国為替市況などに 基づく参考値です。高値と安値は集計対象市場が異なります。
今週の3大ポイント
POINT 01
米CPI上振れでも159円に届かず
14日の米CPIは予想を上回り、 ドル円は一時158.94円台まで上昇。 しかし、米長期金利の低下とともに反落しました。
POINT 02
米PPIも強かったが、ドル高は続かず
15日の米PPIも予想を上回りましたが、 ドル円は上昇後に反落。 指標の結果だけでなく、 発表後の米金利の反応が重要 でした。
POINT 03
信用不安によるリスク回避と米金利低下
AI関連企業をめぐる信用不安が意識され、 米国債買いによる金利低下が ドル円の上値を抑える一因となりました。
一方、日本の実質金利の変化と円安構造への影響は、 引き続き中長期的な注目テーマです。
日別の振り返り
157円台半ば〜158円台半ばのレンジを意識。 米CPIを控え、方向感を探る週明け。
158円台半ばを試す展開。 上昇後に高値を維持できるかが焦点に。
米CPI発表が最大の注目材料。 結果は予想を上回り、 ドル円は一時158.94円台まで上昇。
CPI後の反落と米金利低下に注目。 夜の米PPIでも上昇後に急反落。
強い米インフレ指標でもドル高は続かず。 米長期金利の低下が上値を抑える一方、 157円台半ばでは買い戻しも入りました。
今週の見通しはどうだった?
週初から注目していた 158円台半ばの上値抵抗は、 一時突破したものの、上昇は定着しませんでした。
一方、157円台半ばでは 下値の底堅さが確認されました。
今週は単純な上昇・下落の予想よりも、 節目を突破した後に、 その水準を維持できるか が重要な相場でした。
来週の相場ポイント
来週は158円台半ばを再び上抜けられるか、 それとも157円台半ばを試すかが焦点です。
10月23日(金)の日本CPIや米PMI速報値に加え、 米長期金利、FRB関係者の発言、 原油価格にも注目。
経済指標の結果だけでなく、 発表後の米金利とドル円がどう反応するか を見極めたいところです。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、 特定の取引を推奨するものではありません。 FX取引には価格変動による損失のリスクがあります。
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