
ドル円が156円台へ急落。これまで下値の目安だった157.50円を割り込み、円高が一気に加速しました。
10月22日のアジア時間、ドル円は158円台前半から急落。株式市場の下落と金利低下を背景にリスク回避の円買いが強まり、一時156円台後半まで下落しました。
数日間続いていた157.50〜159.00円のレンジを下抜けたことで、相場の見方にも変化が生じています。
ドル円156円台へ急落
157.50円割れで円高が加速
ドル円156円台へ急落、レンジ相場が崩れる
22日のドル円は158.247円から売りが強まり、一時156.818円まで下落。約1円43銭の大幅な値動きとなりました。
これまでドル円は157.50〜159.00円の範囲で推移し、157円台半ばでは買い戻しが入る展開が続いていました。
しかし、今回はその157.50円を下回ると下落が加速。157円台前半、さらに157円を割り込んで156円台に突入しました。
これまで下値を支えていた価格帯を明確に下回ったことが、今回の急落で最も重要なポイントです。
なぜ円高が加速した?株安と金利低下に注目
今回の急落では、株式市場の下落と金利低下を背景としたリスク回避の円買いが指摘されています。
投資家がリスクを取りにくくなる局面では、円売りポジションの買い戻しが進み、短時間で円高が加速する場合があります。
また、米金利の低下は日米金利差を意識したドル買いを弱める要因となります。
① 株安によるリスク回避
投資家のリスク選好が後退すると、円売りポジションの解消が進みやすくなります。
② 金利低下によるドル売り圧力
米金利が低下すれば、金利差を背景としたドル買いの勢いが弱まる可能性があります。
③ 157.50円割れによる売りの加速
意識されていた下値を割り込んだことで、損切り注文などが下落を増幅した可能性があります。
ただし、損切り注文の規模や為替介入の有無は、値動きだけでは判断できません。
今回の円高が一時的なリスク回避なのか、より大きな相場転換につながるのかは、今後の株価と米金利の動きが重要になります。
今日のチェックポイント
157.50円を下回ったことで、これまでのレンジ相場を前提とした見方は見直す必要があります。
下値:156円台後半
今回の急落で到達した価格帯。下げ止まりが確認できるか、さらに円高が進むかに注目です。
上値:157.00〜157.50円付近
反発した場合、まず157円台を回復できるかが焦点。以前の下値目安だった157.50円は、今度は戻りを抑える可能性があります。
注目材料:株式市場・米長期金利・日本CPI
リスク回避の動きが続くかを確認するとともに、23日発表予定の日本の消費者物価指数にも注目です。
来週にはFOMCと日銀金融政策決定会合も控えています。
今回の急落によって、日米の金融政策見通しがドル円に与える影響は、これまで以上に注目されそうです。
まずは156円台後半で下げ止まるのか、それとも円高がさらに進むのか。急落直後は値動きが大きくなりやすいため、反発を急いで判断せず、相場の落ち着きを確認したい局面です。
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※為替レートは10月22日(木)のアジア時間に確認された参考値です。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の取引を推奨するものではありません。FX取引には損失のリスクがあります。投資判断はご自身の責任で行ってください。

