
昨夜の米雇用統計は、市場予想を大きく下回る弱い結果となりました。
発表直後はドル売りが一気に強まり、 ドル円も156円台まで急落。
ところが、その後の動きは意外なものでした。
ドル円は急速に切り返し、 157円台後半までほぼ全戻し。 弱い雇用統計にもかかわらず、ドル円の底堅さが改めて確認されました。
なぜ、これだけ弱い雇用統計でもドル円は崩れなかったのか。
今日は、この「急落→全戻し」の背景を整理します。
それでもドル円は157円台へ全戻し。
米雇用統計は予想を大きく下回る
9月の米雇用統計では、 非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を大きく下回りました。
さらに過去2カ月分も下方修正され、 失業率も悪化。
米労働市場の減速を意識させる内容となりました。
当然、市場ではFRBの追加利上げ観測が後退。 発表直後には米金利が低下し、ドル売りが急速に広がりました。
ドル円も156円台まで急落し、 一時は円高方向への流れが加速しました。
それでもドル円は「全戻し」
今回もっとも注目したいのは、 雇用統計そのものより発表後の値動きです。
これだけ弱い雇用統計でドル売りが進んだにもかかわらず、 ドル円はその後、急速に反発。
157円台後半まで戻し、雇用統計直後の下落をほぼ打ち消しました。
つまり現在のドル円には、 悪材料が出ても安値では買いが入る 底堅さが残っていることになります。
なぜドルは崩れなかった?
ひとつのポイントが米金利です。
雇用統計直後には低下した米長期金利ですが、 その後は再び買い戻される動きが入りました。
市場ではFRBの目先の政策だけでなく、 年末までの金融政策がどうなるのかを見極めようとする動きが続いています。
一方、日本でも日銀の金融政策を巡る思惑が続いており、 日米金利差が一気に縮小する状況にはまだ至っていません。
「弱い雇用統計=そのままドル安」とならなかった背景には、 こうした金利市場の複雑な動きがあります。
ただし、上値を追いやすい相場でもない
ドル円の底堅さが確認されたからといって、 そのまま上方向だけを見ればよいわけではありません。
158円台へ入ってくると、 再び日本当局による円安けん制や為替介入への警戒が 意識されやすくなります。
つまり現在のドル円は、 下では買われる一方、上では介入警戒が強まるという 難しいレンジに入っています。
雇用統計で急落しても戻る。 しかし、上昇すれば当局警戒が強まる。
この両方向の力を意識しておきたい局面です。
ここからのドル円、何を見る?
来週に向けてまず確認したいのは、 雇用統計後の米金利がどう動くかです。
米金利が再び上昇すれば、 ドル円の底堅さを支える材料になります。
反対に、弱い雇用データを受けて米金利が本格的に低下し始めれば、 ドル円にも再び下押し圧力がかかる可能性があります。
そして上方向では、 158円台に入った際の日本当局の反応にも注意が必要です。
来週は「米金利」「157円台の底堅さ」「介入警戒」の3つを 軸に相場を確認していきたいところです。
- 米雇用統計は市場予想を大きく下回る
- 発表直後、ドル円は156円台まで急落
- その後157円台後半までほぼ全戻し
- 弱い材料でも安値ではドル買いが入る展開
- 158円台では為替介入への警戒が続く
クイック口座開設で1万円キャッシュバック
お役立ちガイドの専用フォームからBigBossの口座開設をサポート。 毎月先着100名様は1万円キャッシュバックの対象です。
1万円キャッシュバック対象フォームへ※毎月先着100名様。キャッシュバックには所定の条件があります。
▽ 為替情報発信中 ▽ 応援クリックお願いします🙌
選べる豪華3大特典
FX口座開設&入金で必ずもらえるお取引を始める前からお得にスタート!


