海外FX口座開設時に聞かれる情報や必要書類とは?

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FX口座には国内と海外口座の2種類がありますが、初心者におすすめなのは以下の理由から海外FX口座といえるでしょう。

・レバレッジが大きく少額から始められる
・ロスカット水準が低い
・ボーナスキャンペーンを実施している会社が多い

これらはいずれも相場知識の浅い初心者にとっては便利な要素であり、場合によっては国内FXよりもリスクヘッジして資産を運用していくことができるでしょう。

一方、最初に躓きやすいポイントとして挙げられるのが口座開設手順です。

慣れていないと時間がかかってしまい、必要な書類を準備するのにも手間取ってしまうでしょう。そこで今回は、海外FX口座を開設するのに必要な情報や書類を詳しく解説していきます。

海外FXの口座開設に必要なものは?

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最初に、口座開設に必要な書類について見ていきましょう。殆どの海外FX口座では、本人確認書類と住所証明書類の2つを求められますので、それぞれで利用できる書類を解説します。

本人確認書類

本人確認書類で有効なものは以下の通りです。

・運転免許証
・パスポート
・住民基本台帳
・写真つきマイナンバーカード

上記は顔写真がついているものに限られていますので、提出する際は注意しましょう。また、有効期限内であることはもちろんとして、現在は写真をアップロードするパターンが多くなっていますので、特に免許証に関しては裏面も判別できるように送信しましょう。

住所証明書類

続いて住所証明に利用できるものは以下の通りです。

・住民票
・住所の記載された国民健康保険証
・公共料金利用明細書
・クレジットカード利用明細書

これらは発行から3~6ヶ月以内であることが条件とされる場合はほとんどで、当然同居している配偶者や家族名義の公共料金利用明細は利用できず、本人名義のものに限られているので注意しましょう。現住所と氏名が本人確認書類と一致していることがポイントです。

マイナンバーは必要なのか

本人確認書類といえば、現在メジャーな存在になってきたマイナンバーも提出を求められるイメージがあります。実際のところ国内FXでは提出する場合が多いので、前もって準備しているという方も多いでしょう。

しかし、海外FXの多くはマイナンバーを提出する必要はないところが多く、仮に登録するフォームがあったとしても基本的に違法にはなりません。

これは海外FX会社が日本の金融庁に登録しているわけではなく、税務署に支払調書等の資料を提出することがないためであり、そもそもマイナンバーを利用する機会がないのです。

また、もし登録するとしても他の書類と同じように画像をアップロードする必要は基本的にありませんので、所定の欄にナンバーのみを入力するだけで完結します。

クイック開設なら本人確認は必要ない?

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海外FX口座の中には、先ほど解説した本人確認書類の提出が必要ないクイック開設を利用できる場合があります。これは基本的に申込からすぐにトレードを始めることができ、一般的に数日程度かかる口座開設を待つ必要がなくなる便利なサービスです。

一方、FX口座によっては以下のような制限が発生することもありますので、詳細は開設時に確認するようにして下さい。

・入金ボーナスが減少する
・最大入金可能額が少なく設定される
・新規口座開設ボーナスがなくなる
・出金できない(後述します)

これらを知らずに利用を始めるとせっかくの利点を活かしきれなくなってしまいますので、十分にリサーチすることが大切です。

クイック開設をしても出金するために本人確認書類が必要

先ほど触れた出金できないというデメリットですが、正しくは「出金するためには本人確認が必要」という意味であり、クイック開設した口座からの利益出金は本人確認書類と住所確認書類の提出を求められます。

したがって、あくまでもクイック開設はトレードをすぐに始めたい方にメリットがあり、本人確認自体を避けることはできないと覚えておきましょう。

口座有効化、本人確認にはどのくらい時間がかかる?確認前でも入金はできる?

海外FX口座の開設には基本的に本人確認のために書類を提出する必要がありますが、その背景には口座の有効化手続きというものが関わっています。

実際のところアカウントを作成すれば口座番号やパスワード等は割り振られるのですが、口座を有効化しない限り出金はおろかトレードすることもできないため、ただアカウントが存在するだけの状態です。

これはマネーロンダリング等の不正行為を防止する意味合いがあり、本人確認不要のクイック開設はFX会社が早くトレードしたいトレーダーのニーズに応えたサービスでもあるのです。

口座の有効化にかかる時間は?

ここで気になるのが口座有効化にかかる時間ですが、なるべく早めたい場合は時間帯や曜日に注意する必要があるでしょう。

一般的に平日の夕方から深夜に書類を送信すると最短30分程度で有効化が完了する場合もありますが、土日や日中に手続きした場合は半日から1営業日ほど時間がかかってしまうパターンもあります。

一方、これは書類の準備が完了していなければ手続きを始めることはできませんので、基本的には準備できたらすぐに提出するというスタンスで問題無いでしょう。また、手順自体はウェブサービスを利用して手早く済みますので、焦らずに鮮明な画像を撮影して送り直す必要がないようにして下さい。

有効化前の入金とトレードの可否

先ほど触れた通り、クイック開設以外の手順では有効化前のトレードは基本的にできません。一方、入金に関しては受け付けている場合が多く、入金ボーナス等がある場合はそれも反映されます。

中にはトレードが始められないのに入金しても意味がないと思う方もいるかもしれませんが、実は以下のようなメリットもあるのです。

・銀行振込入金等は時間がかかるので承認され次第トレードがすぐに始められる
・入金ボーナスの期間が設定されている場合は早く入金した方が良い

FXは常にエントリーチャンスに巡り合えるわけではありませんので、有効化が済み次第すぐにトレードが始められるのは大きなメリットともいえるでしょう。

また、FX会社によっては100%ボーナスを期間限定で実施している場合もありますので、そういった場合はなるべく早めに入金を済ませておくことをおすすめします。

特に国内銀行からの振込入金は1営業日を跨ぐこともあり、オンラインウォレットを経由する場合も、ウォレットからFX口座への入金は早いですが、銀行口座からウォレットの入金に時間がかかることが多いので、注意しましょう。

まとめ

今回はFX口座の開設時に必要な情報や書類、クイック開設時の本人確認のタイミング等を解説してきました。FX口座は銀行にくらべて早く開設することができますが、マネーロンダリング等の不正取引を防止する観点から、本人確認に関しては厳格な規制が設けられているのが基本です。

また、クイック開設であっても出金時には書類を提出する必要があり、ボーナスに制限がかかることもありますので、基本的には通常の口座を開設して入金だけを先に手配し、同時に身分証や住所が確認できる書類を提出しておくのが無駄のない手順です。

海外FX口座はレバレッジが大きいため少額から運用することができ、ロスカット水準も総じて低く設定されていることから初心者の安全トレードにマッチしたスペックを搭載しています。

これからFXを始めようとしている方は、是非この記事を参考にして、FX熱が冷めないうちにトレードできるように効率的に口座を開設、有効化しましょう。

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