【2018年6月4週目】海外FX取引戦略

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日本時間の今朝、大阪で大きな地震があったようですね。。家屋倒壊などはなかったようですが、けが人や死者も出てしまったようで、嫌な一週間のスタートとなりました。熊本など西日本でも大きな地震が増えていて、とても心配です。


沈んだ雰囲気ですが、海外FX取引戦略をお伝えしていきたいと思います。先週は米朝首脳会談(12日)、FOMC(13日)、ECB理事会(14日)、日銀政策決定会合(15日)と重要イベントが集中した週でした。


米朝首脳会談、FOMC、ECB理事会の3つが相場を大きく動かしました。とりわけ、衝撃的な結果をもたらしたのがECB理事会です。


金融緩和縮小の決定により市場は早期利上げを期待しましたが、ドラギ総裁が金利の現状維持を発言したため、ユーロ円は大幅急落となりました。。。


荒れ模様の相場ですが、まずは今週発表予定の重要イベント・指標から見ていきましょう。


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今週発表される重要指標

今週これから発表される重要指標・イベントをざっとまとめてみます。


6/18(月)
・日本時間21:35/22:00 ダドリーNY連銀総裁発言
・日本時間26:00 アトランタ連銀総裁講演
・日本時間26:30 ドラギECB総裁発言
・日本時間28:45 ウィリアム新NY連銀総裁発言


6/19(火)
・日本時間17:00 ドラギECB総裁発言
・日本時間20:00 セントルイス連銀総裁発言
・日本時間21:30 米5月住宅着工件数(市場予想年率換算131.3万件)


6/20(水)
・日本時間08:50 日銀会合議事要旨
・日本時間15:30 黒田日銀総裁発言
・日本時間21:30 米2018年Q1四半期経常収支(市場予想-1,290億ドル)
・日本時間22:30 ドラギECB総裁発言
・日本時間22:30 パウエルFRB総裁発言
・日本時間23:00 米中古住宅販売件数(市場予想年率換算554万件)


6/21(木)
・日本時間18:45 バイトマン独連銀総裁講演
・日本時間20:00 BOE政策金利(市場予想0.50%)
・日本時間20:00 BOE資産買い取り規模(市場予想4,350億ポンド)
・日本時間20:00 英MPC議事要旨
・日本時間21:30 米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(市場予想29.0)
・日本時間23:00 米5月景気先行指標総合指数(市場予想前月比+0.4%)
・日本時間23:00 カーニーBOE総裁発言


6/22(金)
・日本時間08:30 日本5月CPI(市場予想前年同月比+0.6%)
・日本時間15:45 仏2018年Q1GDP確定値(市場予想前期比+0.2%)
・日本時間16:00 仏6月製造業PMI(市場予想54.0)
・日本時間16:00 仏6月非製造業PMI(市場予想54.2)
・日本時間16:30 独6月製造業PMI(市場予想56.2)
・日本時間16:00 独6月非製造業PMI(市場予想52.1)
・日本時間17:00 EU6月製造業PMI(市場予想55.0)
・日本時間17:00 EU6月非製造業PMI(市場予想53.8)
・日本時間22:45 米6月製造業PMI(市場予想56.3)
・日本時間22:45 米6月非製造業PMI(市場予想56.7)
・OPEC総裁@ウィーン


今週一番注目のイベントは木曜20時に発表される英BOE関連の指標です。米国とEUは金融緩和からの転換を実現させましたが、イギリスはいつ金融緩和を縮小するのでしょうか?市場予想では「現状維持」となっていますが、木曜深夜のカーニー総裁から金融緩和縮小について発言が出るか注意しましょう。


EU、フランス、ドイツそれぞれのPMI(卸売物価指数)そしてドラギECB総裁の発言も複数回ありますので、今週もユーロ円は動きそうです。


ドル円については各地区連銀総裁発言と経済指標の発表が相次ぎます。とくに、今夜に退任となるダドリーNY連銀総裁の発言そして後任となるウィリアム新総裁の講演は注目です。指標では、日本のCPI(消費者物価指数)と米国PMIが重要だと思われます。



ドル円

先週のドル円は米朝首脳会談への期待先行で買いからスタートしました。

今日のドル円


会談終了後の記者会見で失望売りが入りましたが、ドル円買いに大きな影響はなく110.65円まで上昇します。FOMCで利上げ実施が決定されると、一時110.84円まで急騰。「年内あと2回の利上げ」も決定し、リスクオンなムードが醸成されます。


トランプ大統領が対中国制裁関税を承認した報道により、110円割れを経験しますが、109.90円を底に反転。ドル円買いの力強さを見せつけFOMC発表時の110.80円台までじわじわと戻しました。


月曜オープンから売られていますが、110.30円で何とか持ちこたえています。基本的には今週もドル円買いで問題ないと思いわれます。


「下げたら買う」の戦略で、エントリーは110.28円、利食いは110.65円、損切りは109.90円とします。


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ユーロ円

先週のユーロ円はECB理事会前後で完全に相場の潮目が変わりました。

今日のユーロ円


14日まではECB理事会を控えて、上げては売られ下げたら買われる展開に。129.50~130.00円のレンジで推移しました。


ECB理事会当日に金融資産買い取りプログラムの縮小が発表され、一週130.30円まで上げましたが、「来年夏まで金利は現行水準」(ドラギ総裁)との発言を受け、早期利上げを期待していた市場は急反落。


127.65円まで2円以上下落となりました。。押し目買いにより、128.43円まで戻しますが、市場心理が改善されずユーロ円はかなり苦戦しています。


今週はPMIなど経済指標が多く発表予定されていますが、それほど相場を押し上げる効果はないのではないかと予想されます。指標ではなく、今週3回予定されているドラギ総裁の発言で動くものと見られます。


今週の取引方針は中立です。買い注文をする市場環境ではないので、少し上げたら売りエントリーをしていきます。エントリー価格は128.50円、利食いは127.80円、損切りは128.80円にそれぞれ設定します。


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ポンド円

先週のポンド円はイギリス雇用統計など重要イベントが多く乱調しました。週後半はユーロの暴落にも影響されて下げる展開に。

今日のポンド円


・鉱工業生産指数:市場予想割れ
・失業率:市場予想通り
・消費者物価指数:市場予想通り
・卸売物価指数:市場予想割れ
・小売売上高:市場予想超え


という、良い結果と悪い結果がミックスされた指標のため、147.20~147.80円の範囲で忙しなく動いていました。その流れを変えたのはECB理事会です。


ドラギ発言でユーロが下げたことに釣られて、ポンドも127.20を下にブレイク。146円台に入っても下げ止まらず、146.40円で何とか下げ止まりました。


ユーロ円ほど下げ圧力は強くありませんが、月曜オープンしてもなかなかポンド円は上がりにくい状況となっています。そのため、今週の取引方針は中立で、戻り売りを狙っていきたいと思います。


エントリー価格は146.90円、利食いは146.40円、損切りは147.20円とします。


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以上、ドル円、ユーロ円、ポンド円についてトレード戦略を考えてみました。あくまでも筆者の個人的な見解なので、参考程度でご活用ください。



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