
先週156円台前半まで急落したドル円は、週明けに157円付近まで反発。今週はFOMCと日銀金融政策決定会合を控え、相場の方向を見極める重要な一週間となります。
先週は株安と米長期金利の低下を背景に円買いが進み、ドル円は従来のレンジ下限だった157.50円を割り込みました。
週明けは下落が一服しているものの、円安方向への回復が続くかはまだ不透明です。反発の背景と今週の注目ポイントを整理します。
ドル円、急落後の反発を試す
157.50円回復が次の焦点
156円台から反発、ドル円は157円付近へ
先週23日のドル円は一時156.08円まで下落しましたが、その後は買い戻しが入り、156円台後半で週末を迎えました。
週明け26日のアジア市場では157円付近で推移し、先週の急激な円高はいったん落ち着いています。
ただし、今回の反発だけで下落局面が終了したと判断するのは早計です。
これまで下値を支えていた157.50円を割り込んだことで、今度は同水準が反発時の上値抵抗として意識される可能性があります。
まずは157円台を維持し、157.50円を回復できるかが短期的な焦点です。
今週はFOMCと日銀会合、政策金利より発言内容に注目
今週は米国のFOMCと日銀金融政策決定会合が予定されています。
Reutersなどの海外報道では、両中央銀行とも今回の政策金利は据え置くとの見方が中心です。
そのため、為替市場では金利の変更そのものよりも、今後の金融政策についてどのような姿勢が示されるかが重要になります。
米FRB:インフレへの警戒姿勢
インフレ抑制を重視する発言が強まれば、米金利の上昇を通じてドル買いにつながる可能性があります。反対に、景気減速への懸念が強まればドル円の上値を抑える材料となります。
日銀:次の追加利上げはいつか
今回の金利が据え置かれても、12月以降の追加利上げに積極的な姿勢が示されれば、円買いが進む可能性があります。
また、AI関連株への警戒が続いていることから、米国の大手テクノロジー企業の決算にも注目です。
株式市場が再び大きく下落すれば、リスク回避の円買いが強まる可能性があります。
今週は日米の金融政策に加え、米長期金利と株式市場の反応を合わせて確認する必要があります。
今日のチェックポイント|157.50円を回復できるか
週明けのドル円は、先週の急落から反発を試す局面にあります。
ただし、重要なのは反発の幅だけでなく、以前のレンジ下限を回復できるかどうかです。
下値:156.00〜156.10円付近
先週23日の安値156.08円と節目の156円が意識される水準。再び下落した場合、下げ止まるかに注目です。
上値:157.00〜157.50円付近
157円台を維持できるかが最初のポイント。特に157.50円を明確に回復できなければ、戻り売りが出る可能性があります。
注目材料:FOMC・日銀会合・米長期金利
今週の金融政策発表を控え、金利見通しの変化や株式市場の動向に注意が必要です。
一方、157.50円を回復して維持できれば、先週の急落後に進んだ売りポジションの買い戻しが強まる可能性もあります。
今日のドル円は、157円台への反発が続くのか、それとも戻り売りに押されるのか。157.50円の攻防が今後の方向を見極めるポイントです。
※為替レートは10月26日(月)のアジア市場における参考値です。
※記載した価格帯は相場分析上の目安であり、将来の値動きを保証するものではありません。本記事は情報提供を目的としており、特定の取引を推奨するものではありません。FX取引には損失のリスクがあります。

