MT4とMT5、どっちを選べばいい?【2020年最新】

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海外FX会社が採用している取引ツールと言えば、「MetaTrader4(MT4)」です。おそらく、この記事をご覧の方も一度は見たり聞いたりしたことがあるかと思います。


そんなMT4の後継機として2011年に登場したのが「MetaTrader5(MT5)」になります。MT5が登場して早9年近くが経ちますが、多くの海外FX会社は現在もMT4とMT5の両方を提供しており、MT5に切り替わっていません。

海外FX会社でMT4とMT5を採用しているのはこちら


これから海外FXを始めようとされている方にとっては、「じゃあ、MT4とMT5のどっちがいいの?」と疑問に感じることでしょう。そこで、今回のブログ記事では、MT4とMT5を徹底比較してみます。


基本的な操作方法は同じ

口座へのログイン手順、注文エントリーの方法、注文決済の方法、チャートの表示方法、チャートの編集、など一般的な操作はMT4とMT5に違いはありません。


MetaTraderという同じシリーズの取引ツールであるので、どちらか一方を使ったことがあるなら、2つのツール間の乗り換えは非常に簡単だと思われます。実際のデザインも両方ともかなり似通っています。


まずこちらがMT4です。

MT4プラットフォーム


そして、こちらがMT5の画面です。

MT5プラットフォーム


MT5の方が少し現代風に垢抜けた印象がありますが、見た目もほぼ同じです。それでは、ここからMT4とMT5を比較していきましょう。


MT4のメリット

MT4を使うメリットとしては、以下の点が挙げられます。

・ほぼすべての海外FX会社で利用可能
・利用できるインジケータの種類が豊富
・多くのEAに対応


MT4は2006年にリリースされて以来、全世界でおよそ600社近くのFX会社に採用されており、採用ブローカー数ではMT4に軍配が上がります。極論、「どのFX会社を選んでもMT4は使える」と言っても過言ではなく、MT4の使い方を知っていればどのFX会社でも取引ができてしまいます。


MT5が登場して9年が経つ現在でもなおMT4が利用され続けている理由が、「インジケータとEAの対応種類の多さ」にあります。


MT4ナビゲータ画面

MT4のナビゲータ画面では、50種類のインジケータが表示されています。一方、MT5で利用できるインジケータは38に留まります。


EAに関しても、MT4ならびにMT5の開発元であるMetaQuotes社が運営するFXコミュニティサイト「MQL5」で公開されているEA数では、運用歴の差のためか、まだMT4用EAの数がMT5用よりも上回っています。


MT5のメリット

翻って、MT5のメリットは以下の通りです。

・動作スピードが速い
・チャート時間足の種類が多い
・気配値ウィンドウの機能が充実


こうして見ると、ソフトウェアとしての性能・機能面でMT5はMT4よりも優れていると言えそうです。


「MT4の次世代機」と銘打っているだけあり、消費メモリ量の違いで、MT5はMT4よりもサクサク動きます。チャートの複数表示をし、さらにEAを稼働させていてもフリーズはありません。


MT5のチャート上で右クリックをすると、下の画像のように、時間足設定を変更できます。時間足の選択肢の数はなんと21種類。

MT5時間足

21種類の時間足の内訳は次の通りです。

・分足:1分、2分、3分、4分、5分、6分、10分、12分、15分、20分、30分
・時間足:1時間、2時間、3時間、4時間、6時間、8時間、12時間
・その他:日足、週足、月足


これに対して、MT4の時間足設定はわずか9種類です(1分、5分、15分、30分、1時間、4時間、日足、週足、月足)。


時間足の数が多いければ多いほど、チャート分析をより緻密にできるので、この機能上の差はFX取引にとって大きいと言えそうです。


また、MT5の気配値ウィンドウには、MT4にない「詳細」と「プライスボード」という2つの機能が拡張されています。「詳細」では、気配値表示で一番上にある通貨ペアの高値・安値などの情報がまとまっています。

MT5気配値詳細

気配値一覧の通貨ペアの順序を変えれば、「詳細」で表示される通貨ペアを変更することができます。通貨ペアシンボルのリンクをクリックすると、別ウィンドウが出てきてスワップなどのより詳細な情報を確認できます。

「プライスボード」では、現在チャートを表示させている通貨ペアやCFD商品のワンクリック注文ボタンがまとまっています。新規注文画面を出さなくても、成行注文ならばこのボードで簡単に注文が出せます。

MT5気配値プライスボード


まとめ

今回はMT4とMT5を比較しました。


採用FX会社数やインジケータ・EAの数ではMT4に軍配が上がりますが、スペック面ではやはり最新機種であるMT5の方が優秀のようです。


MetaQuotesは今後MT5を前面に売り出す方針のため、現在MT4に負けている点についても時が経つにつれて、改善されていくのではないでしょうか。


そういったことを考慮すると、MT5を選ぶ方がベターだと結論付けられます。


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