「売る 買う 休む?」

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今回は投資格言について幾つか紹介です

「売る 買う 休む?」

相場は「買う 売る 」だけでなく「休む」も大事?

CFD(FX証拠金)取引(株式投資でも)において、買うか売るしかないと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、そのような考えは正しいものではありません。

これは投資を行なうえで、休む(ポジションをゼロにする)ことも必要だと説いている言葉です。

取引を始めると、常にポジションを持っていることが当たり前のようになってしまい、もしマーケットが自分のポジションと逆の方向に進み、含み損を抱えてしまう状況になると、ナンピン買いやナンピン売りを行ない、
平均取得コストの改善を狙う行為になりがちです。(私だけなどでしょうか。。。)

相場で利益が上がればさらなる利益を求めマーケットのトレンドに乗る事は悪くはありません。むしろこの良い流れの地合に乗れたら乗る事は大切かもしれません。

しかし、逆に、ナンピン・ナンピンを繰り返すことで、コストを下げ含み損のブレークイーブンのレベルを下げ、損失を取り返そうとする動きになってしまうこともあります。

知らぬ間に焦り熱くなり、大切な資金を使ってしまい、身動きの出来ない状況に陥ってしまう可能性も高くなってしまいます。

その為にも、ナンピンなどは避け、一旦ポジションをリセットし、一歩引いて違う角度から相場を考えてみるのも投資を続ける上で決してマイナスではありません。
(含み損を実現損にしたくない葛藤はありますが。。。)

冷静な判断と、自分で取り決めたルールにのっとり、私情をはさむことなく出来れば大きく負けることは防げることでしょう。

先日、FX業者に勤める友人とランチした時に聞いた話です。

その友人の会社の大口顧客が昨年の夏から秋にCFD取引で米国株を大きく買い、秋以降の価格下落局面で繰り返した結果、1億円の投資資金が12月の下旬の米国株の下落に耐えられずに50万円になってしまったと。

その顧客からカスタマーサポート部門の彼に泣きつかれていると。50万円を倍の100万円にするのさえ難しいのに、50万を200倍の1億には。。。 取り戻せませんね。。。

こんな悲劇(聞いている第3者の多くは、申し訳ないですが、喜劇に聞こえるかもしれませんが。。。)をしないためにも、

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生保・機関投資家の15%ルールを参考に!!!
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これは、投資した資金が15%下落したら一旦は自動的にポジションを清算する(この時は感情を殺す、滅私ですね)というルールです。上昇し、利益が上がっている場合は、マーケットを見ながら利益を確定する。

利益確定か、ロスカットでもポジションを一旦はクローズし売買を終えた後は、一歩引いて冷静に相場の動きを見るのも大切です。

これが、「休む」です。離れて冷静な立場からマーケットを直視することができます。ポジションを持っている間は、どうしても色メガネで見てしまうものです。

ポジションクローズ(色メガネを外す)し、冷静に自分の投資資金を確認し、次のポジションテイクの機会を伺う準備をすることが実はとても大切なのです。

FX(CFD)相場はいつでも売ることができ、いつでも買うことができます。しかし休むこともできるのです。

常に売買を繰り返していますと買わなかったときに限って上がり、売らなかったときに限って下がるように感じるものです。

ときには休んで相場を中立的な目で眺めること、様子がはっきりしないときには無理に仕掛けないことの大切さを教えてくれます。

もうはまだなり まだはもうなり

チャートや、レベル感で見ていると、「もう」底値だろうと思えるようなときには、「まだ」下値を探る可能性があるのではないかと一応考えてみるのは重要です。

逆に、「まだ」下がるのではないだろうかと感じるときは、「もう」このあたりが底値なのかもしれないと考えてみる。

相場はとても神経質な値動きの上に成り立ち、その売買を決める投資家自身の判断は高く、いかにリスクを抑えるかは常に頭の片隅に置いておく必要があります。

「落ちてくるナイフは掴む(つかむ)な」

これは、下落時の追加ポジションを持つことは落ちてくるナイフをつかむようなもので、たとえどんなに魅力的なレートでもナイフが一旦床に落ちてから(底値を確認できてから)、投資すべきという相場格言です。落ちてくるナイフを掴む人はいないですよね。


売り買いは腹八分「鯛の頭と尻尾はくれてやれ」

頭と尻尾まで食べようとするな、実際の天井と底はなかなかわかるものではなく腹八分あたりで止めておくほうがよいとの格言です。

自分が売る時、それを買ってくれる人がいなくては約定は成立しません。一番の高値で売れたらそれを買った人は利益がありません。なので、頭くらいは残しておいて、買った人にも美味しい思いをしてもらおうと言うものです。

また投資の資金に関しても同様に、「限界まで投資してはいけない」とも警告しています。


最初の損は最良の損

最初に儲かると調子に乗って後で大怪我をしてしまいます。最初、うまくいかないほうが真剣に取り組むため後で成果を得られやすいようです。

ビギナーズラックでいきなり利益が出ると、ついつい気持ちが大きくなってしまうものです。段々とポジションも大きく取る傾向が出てしまういものです。そして最後はロスカット。

傲慢は損、謙譲は益という言葉もあります。


いのち金には手をつけるな

投資をするには資金にゆとりは必要である。もし、利益が出るとの思い込みだけで資金を投入し、結果、思惑が外れて損すると困るような資金は投資してなりません。仮に損をしても問題なく耐えられる資金で取引を行うことが肝要です。


損して休むは上の上

損をしたあと、早くなんとか資金を取り返そうという気持ちになることは否定できません。ついあせって、直ぐに売買をしたくなりますが、実はこんなときこそ、落ち着いた態度が必要です。

自信が有っても無くても取り返したい一心になったときは、気持ちを抑えることが必要です。

チャンスはまた巡ってくるものということ。「急いては事を仕損ずる」でしょうか?

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取引にあたってはストップロス・ポジションの額を常に念頭に置き、大切な資金ですから取引には細心の注意をしていきましょう。

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