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さ行(さ・し・す・せ・そ)

ソブリンリスク

ソブリンリスクとは、自国通貨の為替レートを下げるリスクのことを言います。投資対象となる国の信用力を表す尺度として表現されます。「カントリーリスク」とも呼ばれます。

国内政治の安定度、国民一人あたりの所得、貿易収支・国際収支、その他国内情勢の変化がソブリンリスクに影響を与えます。一般的に、中東や中南米など国内情勢が不安定な国・地域はリスクが高く、日本や米国など国内情勢が安定している国はリスクが小さいと判断されます。

ソブリンリスクは世界中のすべての国に存在し、ムーディーズなど民間の格付け機関が具体的な数値や危険度を算出・公表しており、先進国と言えども、経済状況によってはソブリンリスクが高まっていると判断される場合もあります。

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