市場金利とは、金融市場において中央銀行以外の金融機関同士でお金の貸し借りをするときに適用される金利のことを言います。「市中金利」とも呼ばれることがあります。
日本では、コールレート、レポレートやTIBOR(東京銀行間取引金利)などが市場金利として採用されています。日本の金融市場は貸借期間が1年未満の短期金融市場と、1年以上の長期金融市場に分かれています。
短期金融市場はさらに、日本銀行以外の金融機関が参加するインターバンク市場、一般企業が参加するオープン市場に分けられます。長期金融市場も、株式市場と債券市場に区別されています。
短期金融市場|海外FXお役立ちガイド
長期金融市場|海外FXお役立ちガイド
一般に市場金利は1年以内の短期金利を指すことが多く、広義の意味では、国債利回り、スワップ金利などの長期金利も含まれます。私たちが日常生活で接する金利は、市場金利に各種手数料が上乗せされて算出されています。