ロンドン・フィキシングとは、ロンドン時間の16時(日本時間の25時)に行われる金のスポット価格決定のことを言います。
一般に、ロンドン市場は金など貴金属の現物取引において重要な市場であり、この時間帯で決定される金価格は世界的な金の標準価格となります。金は通常、ドル建ててで取引されているため、ロンドン・フィキシングはドル資金の需給関係に大きな影響を与えます。
したがって、この時間帯に為替相場(とくにドル相場)が大きく動くことがあり、FX取引が集中する傾向があります。
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