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ナスダック総合指数(なすだっくそうごうしすう)

NASDAQ総合指数の意味・定義

NASDAQ総合指数とは、米国ニューヨークに本拠地を置く電子株式取引所「NASDAQ(ナスダック)」に上場する全銘柄を対象に算出される株価指数です。

米国企業に加えて国外企業も含まれており、現在ではおよそ5,500銘柄の時価総額を加重平均して指数が算出されます。1971年2月5日の終値を100として基準日とし、米国株式市場の動向を表す代表的な指数のひとつとされています。


NASDAQ総合指数の特徴

NASDAQ総合指数の大きな特徴は、ハイテク株やIT関連企業の比率が非常に高い点です。アップル、マイクロソフト、アマゾン、メタ(旧フェイスブック)など、シリコンバレーを中心とした世界的なテクノロジー企業が数多く上場しているため、ハイテク業界の業績やトレンドが指数の値動きに強く反映されます。

さらに、ナスダックは新興企業や成長企業の資金調達市場としても活用されており、ダウ平均S&P500と並び、米国株式市場を代表する重要な株価指数のひとつとなっています。


NASDAQ総合指数がFXに与える影響

NASDAQ総合指数は、直接的には株式市場の動きを表す指標ですが、FX取引においても大きな影響を及ぼします

特に米国のテクノロジー関連株が世界経済を牽引する場面では、指数の動きが投資家のリスク選好やリスク回避の姿勢に直結します。

例えば、NASDAQ総合指数が上昇すると投資家心理が改善し、リスクオンの流れでドル円や豪ドルなどが買われやすくなります。一方、指数が大幅に下落するとリスクオフムードが広がり、安全資産とされる円や米国債が買われやすくなる傾向があります。そのため、FXトレーダーにとってNASDAQ総合指数は「米国株式市場の健全性を映す鏡」として、為替相場を読む上で欠かせない参考指標となります。

ナスダック総合指数は、アメリカの電子株式市場NASDAQに上場している全銘柄(3,000銘柄以上)から構成される時価総額を加重平均した指数です。

この株価指数は1971年2月5日を基準日としており、この日の終値を基準値(100)として計算されます。NASDAQは近年、アップルやマイクロソフトなどのハイテク企業、アマゾンやフェイスブックなどのIT関連企業が多く上場しているため、これら企業の業績動向に大きく影響されやすいと言われています。構成銘柄数を絞ったサブインデックスも存在します。例えば、NASDAQに上場している金融株上位100銘柄で構成される「ナスダック金融100指数(NASDAQ Financial-100)」、金融株を除いて時価総額と流動性が最も高い100銘柄で構成される「NASDAQ-100」などがあります。

ナスダック総合指数はダウ平均やS&P500と並び、代表的なアメリカ株式指数として有名です。


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