機関投資家とは、個人投資家とは別に、顧客や会員から集めた大きな資金を使って、株式・債券・FX・商品先物などを運用する企業・団体のことを指します。
一般的に、生命保険会社、損害保険会社、信託銀行、銀行、信用金庫、年金基金、共済組合、農協、政府系金融機関、ヘッジファンドなど、が機関投資家に該当します。機関投資家は個人投資家よりもずっと大きな金額を運用しているため、その売買によって価格が変動することもあり、市場に与える影響は大きいです。
具体的な運用手法は各企業・団体によって異なりますが、基本的に機関投資家は数年から数十年にかけての長期運用を行っています。顧客や会員の資産を運用しているため、機関投資家は厳格なリスク管理と投資のルール遵守が徹底されています。