オプションとは、ある金融商品(株式や金など)を将来の決められた日にあらかじめ決められた価格で売買する「権利」です。買う権利のことを「コールオプション」、売る権利のことを「プットオプション」と呼びます。
これらの権利を売買することを、オプション取引と言います。オプションを保有している人は、あらかじめ決められた行使日に、オプション権利を行使するか放棄するかを選択します。
例えば、「1年後に資産Aを10万円で購入できるオプション」を5万円で購入したとします。オプション行使日までにAの価格が30万円まで値上がりしている場合、オプションを行使することで資産Aを割安に購入できます。逆に、Aの価格が10万円を下回っている場合、オプションを放棄することで損失を限定できます。