トレードトレード無料セミナーで開催中の「若林栄四 NYからの金言」。伝説の為替ディーラー若林栄四 氏が、ニューヨークから生中継で最新のマーケット情報をお届け!高市新総裁やトランプ政権の影響をはじめとし、ゴールド(金・GOLD)市場まで、日本では得られない現地発の市場分析の見逃し配信と要約をお届けします。
今回のキーポイントまとめ
- 米国株:10月の高値をつけたあと、12月にかけて最大20%ほどの下落もありそう。その後いったん戻る可能性もありますが、本格的な下げは数年スパンで来る可能性も。
- ドル円:11月4日前後に大きな流れが変わるポイントが重なっています。円高(ドル安)方向への急な動きに注意。
- 日経平均:日本株は長期的には上昇トレンド。ただし年末までは4万1000円あたりまで一度調整する可能性があります。
- 投資スタンス:短期では米国株の下落を狙う動きも。上級者はレバレッジ型も選べますが、初心者はまずインバース(逆連動型)で小さく参加するのが現実的。
その他マーケット分析
米中関係 - トランプ大統領の「関税100%」発言
トランプ氏が「対中関税を100%にする」と発言しましたが、これはよくある交渉のための強気発言だと分析。 市場は発言内容よりも、今どれだけ上がりすぎているか(過熱感)やタイミング(日柄)を重視していると思われるとのこと。
米国株:12月に下落、春にいったん戻る可能性
NYダウは10月に47,049ドルを記録。1929年の大恐慌からちょうど約96年周期という節目にあたり、 年末にかけて下げ、その後春先に少し戻るシナリオを想定。長期では再び大きな下落も視野に入れている。
ドル円:11月4日前後が転換点
2020年3月のコロナショックから数えて73か月目、別の起点からも62か月目が同時期に重なるタイミング。 このため11月4日前後は、為替の方向が大きく変わるタイミングになる可能性あり。
日経平均:短期調整・長期上昇トレンド
日本は「デフレからインフレ」へと経済の流れが変化中。 物価が上がる環境では、株式は比較的強い動きを見せやすい状況。 ただし短期的には4万円前後でのもみ合いや、一時的な下げにも注意が必要。
投資スタンス:短期は米国株ショート例示
若林氏は短期では米国株の下落を想定し、SP500インバースを活用中。 レバレッジ型(2倍・3倍など)は上級者向けなので、初心者はまず少額で「下落局面への備え」を意識することが望ましい。
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