為替予測上がる？下がる？分析方法をかんたん解説！

FXを始めたばかりのトレーダーは、「どこで買えばいいの？」「どこで流れが変わるの？」と迷うことが多いですよね。

為替予測は通貨の値動きを先読みする分析を行う必要があり、多くのトレーダーは以下２つを使っています

1. テクニカル分析（チャート分析）
チャートの動きを見て、これからの値動きを考える方法です。
「上がりすぎている？」「そろそろ下がる？」「流れが変わりそう？」などを読み取ります。

2. ファンダメンタルズ分析（経済・政策分析）
国の経済の強さや金利、ニュースなどから、「この通貨は強くなりそうか」「弱くなりそうか」を考える方法です。たとえば、景気が良くて金利が上がる国の通貨は買われやすい（価格が上がる）と考えられます。

テクニカル分析ってつまり...？

テクニカル分析とは、チャートの動き（値動き）そのものから、今の相場の流れを読み取る方法です。

ニュースや経済指標、金利、政治など、マーケットを動かす要因はたくさんありますが、最終的にはすべての情報が「価格の動き」に表れます。
だからこそ、チャートを見れば市場全体の流れがわかるとも言えます。

たとえば、どんなに良いニュースが出ても、投資家が「もう十分上がった」と考えれば買いは止まり、価格は下がる可能性が高くなります。
このように、言葉や理屈ではなく"実際の値動き"で市場の動きを読み取れるのが、テクニカル分析の強みです。

テクニカル分析の注意点

テクニカルは未来を確実に当てられるものでありません。
「上がる可能性が少しでも高いところで買い、下がる可能性が高いところでは売る」そのチャンスを見つけるために使う分析です。

ファンダメンタル分析ってつまり...？

ファンダメンタルズ分析は、金利や経済ニュースなど、通貨の動きに関わるさまざまな出来事をもとに分析をする方法です。

FX市場は、1日・1週間レベルではニュースや指標で大きく揺れますが、数か月〜数年の方向性（上がりやすい・下がりやすい）は、国の経済の土台の強さによって決まります。
つまり
景気が良くて金利も高い国 → 長期的に通貨が強くなりやすい
景気が悪化して金利が下がる国 → 長期的に通貨が弱くなりやすい

このように、金利・景気・貿易などの"根本的な要因"が時間をかけて反映されるので、ファンダメンタルズ分析は「長期トレンド」を読むうえで欠かせないわけです。

テクニカル分析の注意点

ファンダメンタルズ分析は、通貨の長期的な方向性をつかむのに強い手法ですが、短期的な値動きのタイミングを正確に予測するのは難しいという特徴があります。

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の関係性

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析は、どちらが正しい・どちらが優れているというものではなく、それぞれに役割があります。

テクニカル分析（具体的な売買判断）
　→ エントリーや利確・損切りのタイミングを見つけるのに役立ちます。

ファンダメンタルズ分析（大きな流れを掴む）
　→ どの方向に進みやすいか「長期トレンド」を教えてくれます。

このように2つを組み合わせることで、「方向」と「タイミング」の両方をバランスよく判断できるようになります。
初心者のうちはまずチャートを見ながらテクニカル分析に慣れ、少しずつファンダメンタルズの考え方も取り入れていくのがおすすめです。

初心者でもわかる！YouTube無料配信中

今回紹介したように、FXの分析では「テクニカル」と「ファンダメンタルズ」をうまく組み合わせることが大切です。

もし、実際のチャートを見ながらもっと理解を深めたい方には、YouTubeで配信されている 「川口一晃のペンタゴンチャンネル」がおすすめ！

このオンラインセミナーでは、ペンタゴンチャートを使いながら、ファンダメンタルズとテクニカルを組み合わせてわかりやすく解説してくれます。
初心者でも理解しやすく、「チャートの形で相場を読む」という考え方を体感できる内容です。

👉 学びながら相場の見方を身につけたい方は、ぜひチェックしてみてください。

▶ 最新回を無料視聴