海外FX|どんな出金方法があるの?どの出金方法がおすすめ?出金するときの注意点はある?
一般的に、日本国内のFX会社と比べ、多くの出金方法が用意されている海外FX会社。国内FXでは銀行振込に限定されていますが、海外FXでは選択肢がたくさんあります。銀行送金、クレジットカード、オンラインウォレット(電子ウォレット)、暗号資産(仮想通貨)と多種多様な選択肢が利用可能です。
本記事では、海外FXで提供されている代表的な出金方法の種類とそのメリット・デメリット、選び方のポイントや出金する際の一般的なルールなど、海外FX初心者の方にもわかりやすく解説します。
本記事でわかること:
以上に挙げた出金方法のメリット・デメリットは以下の通りです。そのどちらも理解し、自分のスタイルに適した出金手段を選択するようにしましょう。
メリット | デメリット | |
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国内銀行送金 |
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海外銀行送金 |
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クレジットカード |
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オンラインウォレット |
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暗号資産(仮想通貨) |
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ほとんどの海外FX会社では複数の出金方法の選択肢が用意されています。主な出金方法の種類は以下の通りです。
※国内銀行送金と海外銀行送金はどちらも銀行送金ですが、大きくその特徴が異なるため別々にご紹介しています。
現在もっとも人気のある出金方法は国内銀行送金(国内送金)です。
銀行による出金というと、海外銀行送金に限られていましたが、ここ数年、国内銀行送金に対応する海外FXが増加しています。
海外送金に比べ、手続きが簡単であり、比較的手数料が安く済むこと、出金スピードが速いことが大きな特徴です。また、一般的に、高額出金にも対応していること、入金額と利益をまとめて出金できることもメリットです。
海外銀行送金は、海外FXで古くからある出金方法で、多くの海外FXで導入されています。
国際送金時に銀行を識別するためのコード、SWIFT(国際銀行間通信協会)ネットワークを利用した方法で、世界中で広く利用されています。暗号化通信により、資金の追跡も容易で安全性と信頼性の高い出金方法といえるでしょう。
注意)多くのネット銀行ではSWIFTコードを持たないため、利用はできません。
入金額と利益額をまとめて出金できる点、高額出金に対応していることもメリットです。
ただし、国内銀行送金はじめその他の出金方法に比べると、手数料が差し引かれるタイミングが複数回あり、送金手数料は数千円と高くつきます。さらに着金までに時間がかかることがデメリットです。また、SWIFTコードを間違えたり、FX取引口座とのローマ字のスペルが異なっていると出金処理ができない場合があるので、確認しておきましょう。
ショッピングの手段として、また、入金方法として身近なクレジットカード・デビットカードですが、多くの海外FX業者において、出金方法としても利用されています。
おなじみの国際ブランド、VISAやMasterCard、JCBが主に取り扱われています
クレジットカードで出金をする場合、入金額の「返金」という形で出金処理が行われるため、出金額は入金額と同額までに制限されています。利益分は主に国内銀行送金や海外銀行送金で出金可能です。
また、カード会社側の処理時間が異なるため、着金には数週間から一か月程度の時間がかかる場合があることにも注意しましょう。
海外FX会社ではまた、オンラインウォレット(電子ウォレット、Eウォレット、電子マネー)も一般的な出金方法として取り入れられています。
海外FX出金で使える主なオンラインウォレット(電子ウォレット)
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オンラインウォレットを利用するためには、海外FXの口座とは別に、オンラインウォレットのアカウントを開設する必要があります。その分手間はかかりますが、投資用の資金管理や暗号資産(仮想通貨)を含む複数の通貨管理に便利です。
オンラインウォレットの場合、サービスが日本市場から撤退したり、サービスそのものが終了する可能性があります。例えば、かつては日本でもよく利用されていたNetellerやSkrilは、日本からはすでに撤退しています。
暗号資産(仮想通貨)による出金に対応する海外FXは近年増加傾向にあります。
海外FX入金で使える主な暗号資産
ブロックチェーンを利用した迅速な出金スピードが魅力の暗号資産ですが、送金する際には細心の注意が必要です。送金アドレスを間違えて送付が完了してしまうと、キャンセルや取り消しを行う中央管理者がおらず、資金を取り戻すことはほぼ不可能です。
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以下はおすすめ人気海外FX会社で利用可能な出金方法の早見表です。
海外FX会社名をクリックすると各社のログイン画面が開きます。
出金方法を選ぶポイントを以下でまとめています。目的別に出金方法を選ぶ際の参考にしてください。
オンラインウォレットの場合、海外FX業者側の処理が早ければ、即日反映することの多い出金方法です。また、暗号資産は通貨の種類やネットワークにより着金時間が異なりますが、一般的にスピーディな送金が行えます。
海外FX業者から、「返金」という形で行われるクレジットカードへの出金は無料です。また、オンラインウォレットに送金する場合、一般的に無料で送金ができます。
ただし、オンラインウォレットから銀行口座へ送金する際には手数料が数百円発生します。
また、覚えておきたいのは、オンラインウォレットやクレジットカードの場合、入金額以上の出金は行えないため、利益の出金は銀行送金で行う必要があることが一般的です。
その場合、一律の出金手数料や、「出金がXX円以上の場合無料」などの条件が設けられていることが一般的です。
安心して利用するためには、まず各決済サービスの信頼性を確認することが重要です。さらに、トラブル時に日本語でサポートが受けられるかどうかも、安心感を左右します。
日本語でのサポートが受けられるという観点から見ると、国内銀行送金やクレジットカード、日本語サポートが受けられるBXONEなどのオンラインウォレットは、安心して利用できる選択肢といえます。
SSL暗号化通信や二段階認証などのセキュリティ対策(SSL暗号化通信や二段階認証など)が導入されているかどうかにも注目です。
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出金額の反映時間、手数料、日本語サポートの有無の入金方法別比較は以下の通りです。
出金時間 | 手数料 | 安心・安全性(日本語サポート) | |
---|---|---|---|
国内銀行送金 | ~3営業日 | 低(~数百円) | ◎ |
海外銀行送金 | ~10営業日 | 高(~数千円) | ✗ |
クレジットカード | ~30日間ほど | 低(返金処理となるため無料) | ◎ |
オンラインウォレット | 即時~2日 | 低(ウォレットからの出金には別途手数料がかかる) | ○ |
暗号資産(仮想通貨) | 即時~24時間 | 低(~数百円程度、ただし変動あり) | ✗ |
※表の安心・安全性に関しては、「日本語サポートが受けられるかどうか」に絞っています。
※特に国内銀行送金、海外銀行送金に関しては、海外FXブローカーから別途手数料がかかる場合があります。
出金方法を選ぶポイントを以下でまとめています。目的別に出金方法を選ぶ際の参考にしてください。
出金を行う際、何を重視するかを明確にし、出金方法の特徴を比較することが、自分にぴったりの出金方法を選ぶコツです。
目的別のおすすめの出金方法は以下の通りです。
出金先の名義は、FX登録者本人の名義と一致していなければなりません。
第三者名義の出金先への送金は禁止されています。ペナルティが課される可能性もありますので注意しましょう。
海外FXでは原則、入金で利用した決済方法で出金を行う必要があります。
例えば、「BXONEで入金し、出金をクレジットカードで行う」ということはできません。
ただし、海外FXが特定の決済手段の入金には対応しているけれど、出金には対応していない場合など、例外もあります。その場合、海外FXが指定する出金方法に従いましょう。
例:
海外FXでは、原則、出金が可能なのは入金をした金額まで。このルールは主に銀行送金以外の方法で入金した場合に適用されます。利益は銀行送金を利用しての出金が一般的です。
例:10万円をクレジットカードで入金し、利益5万円を出金したい場合
⇒入金額分の10万円はクレジットカードで出金(クレジットカードに返金)、利益の5万円は国内銀行送金で出金する
<注目ポイント> ただし、例外もあります。例えばBigBossでは、ほとんどの決済方法で入金額と利益分をまとめて出金可能としており、その柔軟な対応が人気を集めています。
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例:BigBossの場合
10万円をBXONEで入金し、利益を含む20万円を出金したい場合
⇒20万円分をBXONEで出金ができる
✅柔軟な出金条件の豪華ボーナスも魅力的!⇒BigBossの新規口座開設ボーナス18,000円+お米かお肉のプレゼント付き!
海外FXでは一般的に、優先的に処理がされる出金方法の順序が決まっています。まずはクレジットカード、次にオンラインウォレット(電子ウォレット)と暗号資産(仮想通貨)、そして最後に銀行送金の順となります。
複数の入金手段を使って入金した場合を考えると、このルールが理解しやすいでしょう。
以下の例をご覧ください。
例:クレジットカードで10万円、BXONEで5万円、国内銀行送金で20万円を入金し、10万円の利益を得た場合:
海外FXではボーナスがある状態で出金を行おうとすると、一定の割合でボーナスが取り消されることが一般的です。
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取り消しとなるボーナス割合は各ブローカーによって異なります。
出金申請を行うと、ボーナス全額を没収するというブローカーもあれば、出金額の割合に応じたボーナス額を没収するというブローカーもあります。
以下は口座残高に対する出金額の割合に応じ、ボーナスが取り消されるBigBossの例です。
例:残高が20万円、ボーナスが5万円あった場合に、残高から10万円を出金した場合、残高の50%を出金するので、ボーナスも50%削除される
⇒残高は20万円ー10万円=10万円
⇒ボーナス額は5万円x50%=2万5千円
ボーナス取り消し額:2万5千円
次に、海外FX出金時によくあるトラブルとその対処法を確認してみましょう。
出金時に入力情報を間違えてしまうと出金拒否や保留処理となります。誤った口座情報に着金してしまうと資金の回収が困難になるケースも。
出金前は情報を確認するようにしましょう。
間違えてしまった可能性がある場合、すぐにFX業者のサポートに問い合わせるようにしてください。
「海外FX出金ルールと注意点」ですでにご紹介したように、第三者名義の出金方法では出金ができません。
たとえ家族であったとしても、自分以外の名義では承認されないことを忘れないようにしてください。
こちらもすでに「海外FX出金ルールと注意点」でご紹介したように、一部の海外FX業者や出金手段を除き、海外FXでは原則、出金額は入金額までに限定されており、利益分は銀行送金で対応しています。
このルールに従っているかを確認しましょう。
出金優先順位のルールもご紹介しましたが、複数の入金手段で入金した場合、クレジットカード、オンラインウォレット/暗号資産(仮想通貨)、そして銀行送金の順番での出金が基本となります。
設定されている最小出金額を満たさない場合、また、出金限度額(最大出金額)を超えた額を出金しようとした場合です。
銀行出金の場合、多くは出金限度額は設けられていませんが、一部例外もあります。
利用の決済サービスや銀行の通常の着金時間よりもかかっている場合は、遅延や処理エラーが発生している可能性があります。
ブローカーのサポートに問い合わせてみましょう。
ブローカー側でシステムエラーが発生した場合、またはメンテナンス中には出金ができません。
ブローカーの公式サイトやSNSでエラー情報やメンテナンス終了時間を確認してみましょう。
国内FXに比べ、海外FXでは出金方法の選択肢が多いことが魅力です。
それぞれの出金方法にはそれぞれ特徴があり、スピード、手数料、対応通貨、最小出金額や最大出金額などが異なります。また、これらは各ブローカーによっても大きな違いがあり、導入状況も異なります。
自分のスタイルや目的に合った手段を選ぶためには、何を優先するかを明確にすることが近道です。
また、本文でご紹介したように、海外FXでは、入手金手段の一致や優先順位などの「出金に関するルール」が定められています。ルールを守り、スムーズな出金を行いましょう。
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