一目均衡表は視覚的に相場のトレンドを教えてくれるツールです。
MT4およびMT5には、皆さんのFX取引をサポートしてくれる多彩な機能を持つ「インジケーター」と呼ばれるツールが数多く用意されています。 市場の動向を掴むヒントになったり、注文エントリーのタイミングを知る手掛かりになりますので、積極的に活用していきましょう。ここではインジケーターのひとつである「一目均衡表」についてご紹介します。
一目均衡表は視覚的に相場のトレンドを教えてくれるツールです。
一目均衡表とは、戦前の著名株式評論家であった細田悟一氏(通称・一目山人)が提唱したテクニカル指標です。株式市場からスタートしたインジケーターですが、FXでも問題なく適用できる応用範囲が広いツールで、上の画像のように3つのラインと「雲」から構成されています。
チャート画面の操作だけでインジケーターを追加できます。
スマホ用MT4(またはMT5)を立ち上げ、チャート画面を表示させます。 チャート画面をタップしてください。
ナビ―ションウィンドウが出てくるので、「インディケータ」を選択してください。
インジケーター画面が表示されました。「メインウィンドウ」をタップします。
インジケーターが一覧表示されていますので、「Ichimoku Kinko Hyo」をタップします。
一目均衡表の設定画面に切り替わりました。とくに変更する必要はないので、右上の「完了」をタップしてください。
チャート画面に一目均衡表が追加されているのが確認できます。
「雲」とチャートの位置関係がトレードシグナルになります。
上の画像のように、為替チャートが一目均衡表の「雲」を下が上に突き抜けるタイミングは、「買いシグナル」として機能します。
そして、為替チャートが一目均衡表の「雲」を上から下に突き抜けるタイミングは、「売りシグナル」として機能します。
かなりシンプルな見分け方ですが、実は非常に有効なトレード戦術なんです。是非、日々のFX取引に活用してみてください。