2018.05.09
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大手クレジットカード発行会社Mastercardの決定を皮切りに、他ブランドも無登録業者への送金処理を停止することを検討したとの情報が入ってまいりました。
先日お伝えした通り、MasterCardは無登録FX/CFDブローカーへの送金処理を停止する方針を発表しました。
マスターカード、無登録ブローカーへの入金処理を停止|海外FXお役立ちガイド
しかしどうやら、VISAも同様にCFD、FX、仮想通貨、バイナリーオプション、ICOに関する入金処理制限を検討している模様です。 背景として、Visa、MasterCard、UnionPay、RuPayといったカード会社が当局より、上記ビジネスに関する疑わしい取引について調査するよう協力を求められたと見られています。
あるパートナー銀行とクレジット決済会社間のレターによると、CFD、FX、仮想通貨、バイナリーオプション、ICOのブローカーのうち、リスクが高いと判断される一部事業者、通称「ハイリスクマーチャント」に関するガイドラインの存在が示唆されていたようです。
また、これらハイリスクマーチャントとの取引には識別コードであるMCCコード6211が今後、付与される可能性が高いとも言われています。 EU圏内では、2018年7月1日以降、ハイリスクマーチャントと疑われたブローカーは所定監督当局から発行されたライセンスのコピーを金融機関やクレジット会社に提出する必要が出てきます。 ライセンスの提示ができない場合、ハイリスクマーチャントとしての区分は継続されます。
EU圏において、現在ライセンス取得申請中のブローカーは、2018年9月15日までにパートナー銀行やクレジット会社に対して、ライセンス申請を示す書類を提出する必要があるようです。