2018.03.23
平素より海外FXお役立ちガイドをご利用いただきまして誠に有難うございます。
欧州金融当局は金融機関に対して、イギリスのEU離脱前に、脱退後のプランを準備していておくよう呼びかけています。
2020年末までにEU離脱移行期間を設けることでイギリスとEUが暫定合意したと発表されてましたが、欧州金融当局は圧力を強めています。 EU圏でビジネスを継続することを希望するイギリスの金融機関は今年6月までにEU圏のバンキングライセンスを申請するよう求めました。
EU側の主張としては、2020年までの移行期間はブレグジット交渉が最終合意に至り批准されて初めて効力を持つものであり、英国の金融サービス事業者が必ず来年以降もEU圏内で営業できる保証はないとしています。 この法的な不確実性を考慮して、ドイツ連邦銀行など監督機関はイギリスの金融機関がライセンスなしでEU域内で営業できる最終期限を2019年3月に設定しました。
ドイツ連邦銀行のAndreas Dombret総裁は「多くの問題が議論の途中であり、移行期間はまだ完全に確約されていません。 全てが解決されるまでに、何も解決していないと同然です。」とコメントしました。
ロンドンに本拠地を置く禁輸サービス事業者は状況を楽観視することなく、移行期間は存在しないとの想定に基づいて今すぐEUライセンス取得の行動を起こすのが賢明でしょう。
≪創業以来ECN環境でサービス提供!≫
★FxProの口座開設サポートはこちら