2018.03.29
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欧州証券市場監督局ESMAは、かねてより検討していたレバレッジ制限やバイナリーオプション禁止を含むガイドラインを適用する旨の最終決定をしたと発表しました。
以前ご紹介した通り、ESMAは管轄下のFXおよびCFD業界に対する非常に厳格な規制案を起草していました。
ESMA、FX/CFD業界のガイドラインを最終決定|海外FXお役立ちガイド
ESMA、FX/CFD銘柄ごとに最大レバレッジ制限を区分化|海外FXお役立ちガイド
ESMAがこのガイドライン草案への業界内外からの意見公募を行った際には、多くのブローカーならびにトレーダーが抗議の声を上げたのは記憶に新しいところです。
ESMA、レバレッジ制限案に対する反対意見を多数受け取る|海外FXお役立ちガイド
しかし、この度、ESMAは最終的に提案していたガイドライン規制を当初の通り導入させることを決意しました。 3月23日からESMAは最終決定案をすでに公表しており、今後数週間のうちに、より上位の監督機関が公式文書を掲載することになっています。 EU政府公式文書の交付から1ヶ月が経過してから、EUにおけるバイナリーオプションの禁止措置が、そして2ヶ月後にFX/CFDに関するレバレッジ規制などがそれぞれ実施されると見られています。
MiFIRが施行された現在、ESMAは有効期限3ヶ月の施策しか実施できないきまりになっています。施策を延長するためには、ESMAは期限最終月に延長を決議する必要があります。 ESMA関係者は投資家保護を掲げ、今回のガイドラインの意義を強調しています。 また、同関係者は「ESMAの決定した措置は、介入の度合いを最小限しつつも、一般投資家の保護と利便性の高いサービス提供を両立させることに成功しています」と主張しています。
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