2017.12.04
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キプロス最大手の金融機関キプロス銀行に対して、59.5万ユーロの制裁を課しました。
CtySECの決定によると、2011年に発覚したコンプライアンス違反に対する対応を期限までに取らなかった事を受けての、追加措置とのことです。 事の発端は、2011年度連結会計報告書内のの疑わしい負債情報でした。 これにより、CySEC主導で調査を行い、広告の不適切な表現、インサイダー取引などの一連の違反行為が確認されました。
とりわけ、3.6億ユーロ相当のローン減損に対応しなかったことをCySECは重く見ています。 キプロスおよびロシア、ウクライナ、ギリシャにおけるプロジェクトに対して、キプロス銀行はそれぞれ1.98億ユーロ、4,100万ユーロ、1.2億ユーロを融資していました。 これおウケて、キプロス銀行は3.6億ユーロの損失計上などを含む会計処理を行うことを要求されていましたが、改善が見られなかったようです。
CySEC議長であるDemetra Kalogerou氏は今回の決定に関して、「CySECは2011年の金融危機におけるキプロス銀行の不正行為への対策を詳細に調査した結果、今回の措置に至りました。 当時のキプロス銀行経営陣と法人としてのキプロス銀行は会計処理を適切に行わず、金融危機の悪化に少なからず影響を及ぼしました。その責任は重大です。」と説明しています。
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