2017.11.14
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ポーランドに本拠を構えるFX会社XTB.comに非対称スリッページの不正が発覚しました。
現地メディアの報告によりますと、月曜日、XTB.comのワルシャワ本社に現地金融当局が立ち入り調査を行い、同社が長期に亘り非対称スリップページを実施して顧客に不利益を与えていたことが発覚したとのことです。 これにより、同社株は3分の1以上急落しました。
因みに、非対称スリッページとは、顧客の注文発注後から注文処理の間に実際のマーケットの動きとは異なる価格操作を行う行為を指します。 XTBでは、スリッページがXTB側に有利になった場合に顧客の注文を約定し、顧客に有利なスリッページが発生したときには注文をキャンセルしていた模様です。
現地メディアが伝えるところでは、非対称スリッページ行為により、XTBは800万~2,350万PLN(およそ200~600万ドル相当)の不正利益を獲得していたとのことです。 昨年ワルシャワ証券取引所に上場したXTBにとって、このニュースは非常に手痛いものでしょう。経営陣の変更もあり、XTBは逆風に立たされています。
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