2017.11.07
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2017年に巻き起こったICOブームですが、その最大規模の案件は4億ドルの資金調達を実現したTezosのプロジェクトです。 しかし、このブロジェクト発起人チームが米国の投資家から集団訴訟され、現在危機的状況にあります。
Tezosはイーサリアムに替わる独立型プラットフォームであり、現在開発段階にあります。 同プロジェクトを立ち上げたのは、投資銀行にバックグラウンドを持つArthur Breitman氏とヘッジファンドやITコンサルでキャリアを形成したKathleen Breitman氏の夫婦からなるチーム。
TezosのICOを巡る騒動の発端はBreitman夫妻が送付した、ICOで調達した資金を管理するための基金の責任者であるJohann Gevers氏の解任を要求するレターでした。 夫妻の主張によると、Gevers氏には利益相反が確認されたとのこと。これを受け、Gevers氏もBreitman夫妻に対し異議を申し立てました。 これにより、ICOで調達した資金の管理に関して、双方が利益相反を主張しを法的闘争に突入した次第です。
今回提訴を起こしたのはICOに参加した投資家のAndrew Baker氏、弁護士事務所はサンディエゴのTaylor-Copelandです。 今回の訴訟では、Tezos創業者夫妻、ICOで調達した資金の受け皿となった基金、ICOの幹事となっていたDynamic Ledger Solutions Inc社とStrange Brew Strategies社が訴えられています。
ICOに参加した投資家に対して、Tezos Tokenが支払われるのはTezosプラットフォームの完成後であり、最悪の場合、投資家のお金は戻ってこない場合も考えられます。 今回の訴訟の結果次第では、ICOブームを崩壊させる可能性もあり、注視する必要がありそうです。
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