2017.10.12
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ICO/仮想通貨関連のニュースをお届けいたします。人気FX情報サイトFinance Magnatesの情報チームがICO案件のレビューを行っており、非常に興味深いのでご紹介します。
ICOブームが過熱している昨今、いくつかの有料ICO案件が存在する中、多数の粗悪な案件も蔓延しています。 「本当に優良なICO案件とは何か?」を探るため、Finance MangantesインテリジェンスチームがICO案件のレビュー企画を行っています。 今回同チームがリサーチしたのは、Ankorus社の案件です。
AnkorusはICOプロジェクトを通じて、FX、コモディティ、株式、ETF、債券など多岐に亘る金融商品を扱う取引プラットフォーム「AnchorNet」を開発・提供することを計画しています。 プロジェクトのホワイトぺーパーによると、このプラットフォームはブロックチェーン技術を応用したもので、トレーダーは各金融商品に紐付いたトークンを仮想通貨と交換する仕組みになるそうです。
【プロジェクト概要】
・プロジェクトカテゴリ:資産裏付け型トークン
・ICO期間:2017年11月25日~12月25日
・合計コイン発行量:1億ANK
・目標資金調達額:15万ETH
・出資方法:ETHでの支払い
・企業設立:2016年第4四半期、イギリスにて
・公式ウェブサイト:あり
【Ankorus組織編成】
Ankorusの主要メンバーは米国、英国、南アフリカ出身の以下の5名。各メンバーは金融、IT、メディア業界において長いキャリアを有する。
・CEO:John Cruz(トレーダー、CMEなど7つの証券取引所の会員)
・CTO:Shawn McLean(エンジニア、LucasArtsなどでキャリア構築)
・COO:Haldane Marnoch(モルガンスタンレーとのコネクションあり)
・取締役:Craig Absiyeh-Eichmeier(仮想通貨分野と伝統的金融商品の現役トレーダー)
・メディア担当責任者:Martin Higgins (20年以上の商業ライティングの経験あり)
【プロジェクトレビュー】
仮想通貨と従来の金融資産を繋ぐという考え方は注目に値する。複数の金融当局からのライセンスおよび仮想通貨取引所との接続は取引の安全性を高めるだろう。
しかしながら、ホワイトペーパーによると、技術的側面と当たり障りのないコンセプトにのみ焦点を当てており、 プロジェクトの収益予測やトークン価格の評価額予測、
顧客予測などのデータ分析に欠けている。
このプロジェクトは現在少数派とみなされ既存の仮想通貨ユーザーにフォーカスしすぎている。 Ankorusの経営メンバーが経験豊富なプロフェッショナルによって構成されていることは認めるが、コンセプトだけでなく実際のプロダクトを示した方が理解は進むだろう。 コンセプトだけで、数値データ予測に欠けるホワイトペーパーでは、投資するのはリスキーだと判断されかねない。
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