初めてのCFD取引 Part-42

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米国債券の短期売買、CFD債券取引のメリットを

どうしても「国の借金」としてのイメージが強いのが「国債」です。しかし海外では最も流動性の高い投資商品としての位置づけがなされています。

相対的に日本に比べ、欧米諸国は国民の貯金率が低く、逆に投資率が高いのですが、その個人投資の大半が、安定した利回りの期待できる国債に流れています。
国債や公社債などの債券は、基本的には元本保証で利回りも安定重視のローリスク・ローリターンの商品ですが、潜在的なニーズは高いのが実情です。

しかし投資金額の単位が比較的大きいので、どうしてもまとまった金額での投資を長期保有する必要が有りました。

現在、日本の10年国債利回りは、わずか年利0.04%。米国債券は、5年で2.67%、10年債で2.90%、30年で3.16%とほぼフラットニング化しています。

為替リスクもありますが、CFD取引なら小額での米国債券投資が可能です。

本来、国債への投資は長期保有によるインカムゲイン狙いですが、CFD取引を行う事により株や外貨通貨の様にキャピタルゲイン狙いが可能となります。つまり、金融機関や機関投資家の様な投資スタイルでの債券投資が可能になってます。

取引注意点

債券取引は、債券先物相場に連動するため、限月に注意が必要です。

「限月」とは売渡し月の事で、ニュースなどでも「限月交代」など呼ばれ、他のCFDと異なり売買の期限が設定されているので注意が必要です。当然、債券価格も日々変動しています。

債券の場合、「金利上昇=債券価格の下落」と言う関係です。例えば、金利2%の債券があったとします。

世の中の金利が3%に上昇(価格は下落)すれば、2%の利回り債券のニーズは減り、債券価格は下落します。
逆に、世の中の金利が2%から1%に下がると、2%の利回りがある債券を欲しいとする人は増え、その結果、債券価格は上昇します。

債券CFDが連動するのは債券先物で、債券は日本国債10年物と米国債2年・10年が主流となっています。

マーケットのリスク志向に注目

海外の債券投資を考える時には、それぞれの国の中央銀行の金利動向に注視をする必要が有ります。
米国について言えば、マーケットコンセンサスとしてはFRB(米国の中央銀行に当たるあたる連邦準備制度理事会)による2018年の利上げ予想は3回から4回に増えて来ています。

今年も早や、2ヶ月が過ぎて残り10ヶ月。アメリカの景気拡大と共にFRBによる金融引き締めで、先ずは今年の1回目の利上げは3月20日、21日のFOMCで決定されるでしょう。

この米国の金利上昇の裏側にはリスク志向の動きが影響を与えていると考えられます。
マーケットでのリスクへの懸念が浮上すると、安定運用の債券が買われるようになります。
すると、債券価格が上昇するため金利は下落します。

逆に、マーケットでリスクを積極的に取る動きが高まると、安定的な債券の関心は薄れ、売られるようになり、結果、債券価格は下落し、金利は上昇すると言う訳です。

昔話でコーヒーブレイク

アメリカ国債(トレジャリー)担当部署

そう言えば昔、私が働いていた会社に米国債(Treasury Bonds)のトレーディング部署が有りました。毎日必ず誰かがローテーションで部署に残り、24時間体制でニューヨークと繋いでいました。

そんな彼らの休日、年間に何日あったと思いますか?当然、日本が休みの時はお休み、また米国のマーケットが休場の時も勿論休み。

そして年2回、約3週間ずつの本国へのホームリ―ブ。約年間160日は休んでいたはずでした。1年365日、1週間5日働いて4日休み?タクシードライバーの勤務日程みたいな感じです。

彼らはいつも言ってました、「人生は一度だけ、だから楽しむもの。その為に、若い時にハードワークして稼ぐと」。40代前半までハードな金融の世界で働いてお金を貯めて、その後はハッピーリタイアメントで引退。

これが成功者の生き方と考えていた様でした。

アメリカに戻って趣味で牧場、或いはカナダのウィスラーでペンションを運営しながらの生活。趣味と実益兼ねて「日本からマツダのユーロスターを輸出し、オーストラリアからレンガを輸入しホームセンターで販売」こんな奴もいました。

人生を楽しむ為の方策を持っている外国人の連中が周囲に多くいました。今頃彼らは何しているのだろうか。。。

おまえはどうですかって?

このとおりですよ(苦笑)。

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