仮想通貨取引所大手Binanceがサーバーダウン、復旧まで15時間要する見込み

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仮想通貨取引所大手Binanceがサーバーダウン、復旧まで15時間要する見込み

2018.02.09お知らせ

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世界有数仮想通貨取引所であるBinanceにて，サーバー障害が発生し、現在全てのサービスが一時停止しています。

2月8日、Binanceは予め告知していた定期メンテナンスを実施しましたが、メンテナンス終了後、同取引所の取引プラットフォームは12時間以上、取引ができない状況に陥りました。

この問題の調査を行ったBinanceは、問題の状態について「サーバーに技術的な問題が発生した」と発表しました。同社が発表した最新アップデートによると、サーバー復旧とサービス再開までにさらに15時間を要する見込みとのことです。現時点で、Bianceの顧客はトレードだけでなく出金も出来ない状態にあります。

BinanceのCEOであるZhao Chengpeng氏は今回のサーバー障害について、「今回のサーバー障害によるデータ紛失は一切ありませんので、安心してください」と即座に自身のTwitterアカウントに投稿しました。その後、Zhao氏は復旧作業のアップデートについて一連の投稿を続け、「データの同期は想定した以上に時間が掛かる」とサービス再開の延期を発表しました。

先日、日本の大手仮想通貨取引所CoincheckにてNEMが大量流出した事件が発生したばかりでもあり、著名IT技術者で仮想通貨コミュニティに影響力のあるJohn McAfee氏などがBinanceのハッキング被害を危惧し始めています。

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McAfee氏らのツイートは瞬く間に拡散され、ネット上では「Binanceもハッキングされた」という推測が広まりましたが、Binanceはハッキング被害の噂を強く否定しています。

仮想通貨市場は現在落ち着いており、この問題は相場に影響を与えていません。

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