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韓国政府、ビットコイン高騰を受け、規制を再検討か - 2017年12月

2017.12.08

韓国政府、ビットコイン高騰を受け、規制を再検討か - 2017年12月

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韓国政府が仮想通貨の法整備を開始

過去に類を見ないほどのペースで上昇を続けるビットコイン相場を受け、韓国政府は仮想通貨に関する法整備導入に乗り出すようです。

昨日はわずか1日でビットコイン価格は2,000ドル以上値上がりを見せました。とりわけ、韓国の仮想通貨市場での過熱は群を抜いており、欧米の仮想通貨市場でビットコインが15,000ドルを付けている一方で、韓国最大の取引所Bithumbは17,800ドルを記録しました。韓国の投資家は必要以上に高い価格でも気にせずビットコインを購入をしており、韓国当局を含めた関係者は韓国内の行き過ぎたビットコイン需要に危惧を抱いています。

Korbit創業者のTony Lyu氏は、「韓国の仮想通貨市場の現状は、日本の状況と似たような軌跡をたどっています」と語りました。また、口コミベースでビットコインの噂が広まって要ると指摘し、「ビットコインに投資した人物が周囲の人物を誘うことにより、仮想通貨トレーダーは速いペースで増加しています。」と韓国の現状を説明しています。

現地メディアThe Investor紙が伝えるところによると、韓国当局はビットコインとその他仮想通貨に対する規制を強める方針とのこと。ビットコインに対する危機感が高まったことで、韓国当局の優先順位はICO規制よりもビットコイン規制が上回っている模様です。

韓国金融当局FSC副代表のKim Yong-beom氏は、「ここ数週間、仮想通貨取引市場を注意深く監視しています。必要ならば、当局として介入をするでしょう」と危機感を表明しています。韓国政府はすでに今週、仮想通貨に関するタスクフォースの設置を始めており、韓国法務部が主導となるそうです。

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