【2017年12月3週目】海外FX取引戦略

見出し写真

仮想通貨の盛り上がりの陰に隠れてしまいましたが、先週はなかなかオイシイ相場だったのではないでしょうか。

金曜日にアメリカの雇用統計があったわけでしたが、珍しいことに特に波乱もなく一本調子。ユーロ円とポンド円はスイングトレード向きなトレンドが見られました。

リスク嫌気なムードは払しょくされたようです。

それでは、いつも通り今週発表予定の指標から見ていきましょう。

今週発表される重要指標

今週これから発表される重要指標・イベントをざっとまとめてみます。

12/11（月）
・日本時間27:00　アメリカ10年物国債入札

12/12（火）
・日本時間18:30　イギリス11月消費者物価指数（市場予想前月比+0.2%、前年同月比+3.0%）
・日本時間19:00　ドイツZEW景況感調査（市場予想18.0）

12/13（水）
・日本時間07:15　ロウRBA総裁講演
・日本時間22:30　アメリカ11月消費者物価指数（市場予想前月比+0.4%、前年同月比+2.0%）
・日本時間28:00　FOMC&政策金利発表（市場予想1.25～1.50%)
・日本時間28:30　イエレンFRB議長会見

12/14（木）
・日本時間21:00　イギリスBOE資産買取プログラム規模（市場予想4,350億ポンド）
・日本時間21:00　イギリスMPC議事要旨
・日本時間21:00　BOE政策金利発表（市場予想0.50%)
・日本時間21:45　ECB政策金利発表（市場予想0.00%)
・日本時間22:30　ドラギECB総裁記者会見
・日本時間22:30　アメリカ11月小売売上高（市場予想前月比+0.3%）

12/15（金）
・日本時間08:50　日銀短観（市場予想24）

以上です。今週は週の後半に重要イベントが集まってきていますね。

会月恒例のFOMCが水曜日にあります。長く市場で織り込み済みとなっている「12月利上げ」は実現するのでしょうか！？政策金利は相場にも影響を与えますので夜遅いですが、イェレン議長会見と共に是非とも押さえてほしいです。

ユーロ、ポンドについても、BOEとECBが政策金利の発表があります。政治リスクは後退しているので、今週は指標とトレンドで動きそうですね。

次に今週の取引について、私なりの考えを書いてみます。

ドル円

ここ数週間の相場とは打って変わって、とても盤石な展開となったドル円でした。

今日のドル円

ダウ工業平均の続伸、国債金利の上昇がドル買いを進め、さらに雇用統計も市場予想を上回る好調な結果に。およそ1か月ぶりに113.50円台を回復しました。

個人的には、トランプ政権の「イェルサレム首都宣言」が相場に影響を与えなかったのが興味深い現象でした。最近のマーケットはネガティブなニュースに反応しやすいので、これもドル売り材料になるかと思ったんですが、無風でしたね。

今週のFOMCはドル円にとっては重要なイベントでしょう。方針は買いなのですが、この水準ではエントリーはしづらいですね。。。無闇に新規エントリーせず既存の買いポジションの維持を基本で行きます。相場は12月利上げの期待を加味して展開しているので、もし利上げ延期となったら大きく下げるでしょう。利上げ撤回があってもなくても、113円を割るくらいまで追加の買いエントリーをしようと思います。

★入金ボーナス＆取引ボーナス延長中！　BigBoss
BigBossのクイック口座開設はこちら