初めてのCFD取引Part-18

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今日で8月も終わりですね。

振り返れば2017年の夏は7月は凄く暑く、8月は雨の多い年でしたね。

皆さんにとって今年の夏は良い夏でしたか?

明日から9月、今年も12ヶ月のうち8ヶ月(2/3)が終わり、残すとこ1/3。

残り4ヶ月、儲けて良い2018年を迎えたいものですね。

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そんな9月初日の明日、日本時間午後9時半(毎月第一金曜日(第二金曜日にずれる事もあります)に米国8月の雇用統計の発表です。

予想は、失業率が前月同様4.3%。(2013年は7%台、14年は6%台、15年は5%台、16年は4%後半、そして17年は4%前半と確実に低下してます。

失業率よりも注目は、非農業部門雇用者数です。予想は18万人(前回20.9万人)

失業率よりも、非農業部門雇用者の数の方が重要です。

9月相場スタート前に今日は、"元外銀Dealerのコーヒーブレイク"と題し独り言。

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米国雇用統計の発表の時、その場に何度立ち会ったものか。。。

米国雇用統計の発表の日、Dealer連中は夕方に一旦オフィスを抜けて、自宅に帰ったり、同僚と少しだけ呑みに行ったりしたものです。勿論酔うまで呑みませんが。

後ろ髪を少しひかれる思いで、タクシーで六本木を後に日本橋の日本銀行そばの職場に戻ったものでした。(苦笑)

DealingRoomに戻ると時間は午後9時前。

既に、Spot DealerとForward Dealer、 それに上司のCustomer Dealerが席に。

自分の席に着くなり、ダイレクトラインで機関投資家(生保)や外銀・証券・商社の担当者と雇用統計の意見交換が始まる。
今日の雇用統計のマーケットコンセンサスは失業率をUnchangeで予想。

この分では大荒れもないだろう、マーケットの動きが乏しければ1時間程度でオフィスを出れるだろう。

午後9時半発表の数分前からドル円のプライスが消えていき、そして発表。

『出たっ』、失業率はマーケット予想と大きくかけ離れ、思っていた以上に悪い。

それを受け、ドル円は真空状態の様にプライスが『出ない、出ない、出ない』。

Spot Dealerがマイクで一斉にブローカーに聞いている。『いくら、いくら、いくら』。『なんかある、どう?』

帰ってきた答えはブローカー(為替の取次業者)の声は『プライスありません』、『うちもありません』、ある業者は我々にBid(買いレベル)かOffer(売りレベル)のオーダーを求めている。
やっと大手のブローカーの1社から『うちは20-50です。(つまり我々がブローカーから買うなら111円50銭。売るなら111円20銭)

発表前は112円30銭レベルだったので、一気に1円の円高か。

それに何んとスプレッドは30銭。ワイド過ぎる。

こんなワイドなスプレッドじゃ買いも売りも出来ない。

同時にデスクにあるロイターDealing2000システムの端末を使い、銀行間でのPriceの打ち合い(Priceの聞きあい)も始まっている。

Dealing2000で相手銀行からの応対リクエストを受けPickupすると、必ずBid(買い)とOffer(売り)のPriceを提示しなくてはなりません。

これがルールになっていて、受けるとプライス提示のリスクがあるのです。
その提示レートをもとに受けた方は『Mine(買う)』『Yours(売る)』『Noting(いらない)』意思表示を遅くとも5秒以内にしなくてはなりません。

提示プライスを変更したければ、『Interrupt(中断)』を叩いて再提示。

例えば、USD/YEN 20本プライス?(1本は100万ドルなので2000万ドル分)で打ち合い(値段を聞いたり、聞かれたり)。

現在の様にレバレッジを利かした証拠金取引ではなく、現物。

20本=USD2000万ドル=1ドル100円計算で20億円。

それを通常時のマーケットでは大体7~10銭のスプレッドで提示される。

午後11時過ぎるとマーケットも一段落した。

ブローカー経由の取引約定の確認を終え、P/Lの計算をして帰宅の途に就こうと思った時、大手生保のダイレクトラインが点滅した。

受話器を取ると若手担当者から『ドル円50本(US5000万ドル)プライスお願いします』と、ドル円の大口注文が入る。
よりによって東京勢の担当者も帰りがけで、市場参加者が少なくなりかけてマーケットが薄くなってきた時の注文だ。

残っているブローカーにプライス聞くとレベルは111円20銭-25銭。

この時間での50本プライスはスプレッド20銭でもしょうがないだろう。

ドル円のSpotDealerにCustomerDealerとして顧客は買いか売りかのイメージを知らる。

明らかにショートカバーのドル買いの注文であろう。

そのイメージを目と指で合図した。

すると、実勢より高めのレートをSpotDealerから提示を受ける。

『111円15銭-35銭』(顧客に売るなら111円35銭、顧客から買うなら111円15銭)』

すかさず席から立ちあがり、左の耳で受話器を当てながら電話口の生保の担当者に15銭-35銭のレートを提示。

同時にSpotDealerと目を合わせながら右腕を下に下ろす。その間わずか数秒、しかし長く感じる。

生保の担当者が受話器の向こうから『35で50本買います』、その瞬間下ろした右腕を手前に引き、『Mine(買う)』とSpotDealerに叫ぶ。(売る時は下ろした右腕の指先をDealer向け『Yours(売る)』)

生保は111円35銭で50本買った。我々はその瞬間に111円35銭で50本売ったのだ。

つまり、その時点で我々は111円35銭で50本のショートポジションの発生だ。.

Customer Dealerは取引を確認、SpotDealerは直ぐに50本のドルショート分を買い戻さなければならい。

その時のマーケットの実勢レートは111円20銭-25銭.

ゆっくり静かにSpotDelerはマーケットからドルを買っていく。

3本(US300万ドル)買った、5本、10本、15本まで買った。

ここでマーケットは売りが無くなり、買いが強いと感じ、レートは111円23銭-28銭に。.

でもまだ買わなければならない。更に静かに買う。

焦って大きく買うと不審に思われる。

静かにこの28銭レベルで追加で5本、10本、20本。合計すると35本まで買った。

残りは15本。

ここは、日頃より仲の良い邦銀にロイターDealing2000でコンタクト。

『ドル円15本Price?』
111円22銭-26銭、4銭スプレッド。『Mine』『15US at 26』、これで全てカバーも終わり、ポジションスクエア『0』だ。

すぐにP/Lを計算。

生保に111円35銭で50本売って、カバーしたのは25銭で15本(150万利益)、28銭で20本(140万利益)、26銭で15本(135万利益)。

合計で425万の利益。悪くない。

上手くマーケットの地合いに乗れて今日はSpotDealerもCustomerDealerも儲かった。

更に帰り際のBigDealで今日は気持ちよくBrokerに帰る旨を告げ、Dealing Roomから退散。

時計を見るとは既に12時を過ぎていた。

終電はまだあるけど今日はタクシーで帰宅。

職場の通用門の外には今日も長距離客期待の個人タクシーが数台待っている。

その1台に行き先を告げ、首都高に。

缶コーヒーのサービスを受け、飲み終え横になり、1時間かけ自宅に。

長距離狙いのドライバーにとっては、我々はきっと上顧客なんだろう。

一月に一度のイベントの雇用統計でした。

家に着いたとき、既に午前1時を過ぎていた。

明日は朝6時に起きて早朝テニスだ。。。

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